味の素とだしの素って、「見た目は似ているけれど、何が違うの?」「味噌汁にはどちらを入れればいい?」と迷っちゃいますよね。
結論からいうと、味の素とだしの素は役割が異なるため、完全な代用はできません。
味の素は料理のうま味を引き立てる調味料で、だしの素は、かつお節や昆布などの風味を加え、味噌汁や煮物の味の土台を作る調味料です。
ただし、料理の種類やほかの調味料との組み合わせによっては、味や塩分を調整しながら代用できる場合もあります。そのまま同じ量を置き換えるのではなく、香りと塩分の違いを確認することが大切です。
この記事では、味の素とだしの素の違いを、種類・原材料・味・香り・料理での役割から比較します。味噌汁や炒め物での代用方法や、普段作る料理に合わせた選び方もわかりやすく解説します。
私は飲食店で20年以上働き、料理長や店長を経験してきました。2児の親として家庭でも料理をしている経験をもとに、忙しい日でも迷いにくい使い分け方を、現場目線と家庭目線の両方からお伝えします。
\ \ 定番のだしの素はこれ / /
- 味の素とだしの素の味・成分・役割の違い
- 味噌汁や炒め物で代用するときのコツ
- 作る料理に合った選び方と使い分け
- 塩分や使いすぎで注意したいポイント
味の素とだしの素の違いは?

味の素とだしの素は名前や見た目が似ているため、「何が違うの?」と迷っちゃいますよね。
大きな違いは、うま味を補う調味料か、だしの風味まで加える調味料かという点です。
味の素は料理全体の味を底上げし、だしの素は、かつお節や昆布などの香りと味を手軽に加えます。似ているように見えても、料理の中で担う役割は同じではありません。
| 比較項目 | 味の素 | だしの素 |
|---|---|---|
| 分類 | うま味調味料 | 風味調味料 |
| 主な役割 | うま味を補う | だしの味と香りを加える |
| 香り | ほとんどない | かつお、昆布、いりこなどの香りがある |
| 塩味 | あるが、味付け用の塩とは役割が異なる | 商品によっては食塩を多く含む |
| 向く料理 | 炒め物、チャーハン、和え物、下味 | 味噌汁、煮物、うどん、炊き込みご飯 |
1.調味料の種類の違い
味の素は「うま味調味料」、だしの素は「風味調味料」に分類されるのが基本です。
味の素は、昆布やトマトなどにも含まれるグルタミン酸系のうま味を中心に補い、料理全体の味を整えます。一方のだしの素は、かつお節や昆布、いりこなどの風味原料に、食塩や糖類、調味料を組み合わせた商品です。
家庭での使い方に置き換えると、味の素は「味が少し物足りないときの微調整役」、だしの素は「だしを取る時間がないときの時短役」と考えるとわかりやすいですよ。
味の素だけでは、かつおだしの香りは付きません。反対に、だしの素を入れると、うま味だけでなく商品ごとの香りや塩味も加わります。
2.原材料と成分の違い
味の素とだしの素では、使われている原材料の構成が大きく異なります。
味の素の成分は、グルタミン酸ナトリウム97.5%、イノシン酸ナトリウム1.25%、グアニル酸ナトリウム1.25%です。メーカー公式情報では、主原料となるグルタミン酸ナトリウムは、日本ではさとうきびを原料に発酵法で作られています。
一方、「ほんだし」の原材料には、食塩、砂糖類、かつおぶし粉末、かつおエキス、酵母エキス、調味料などが含まれています。
つまり、だしの素はだし素材の風味と調味料が一体になったものです。
商品によって原材料やアレルギー物質は異なります。買ってから困らないよう、購入時はパッケージの表示を確認しておくと安心ですよ。
| 商品 | 主な構成 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 味の素 | グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム | 使用量と料理全体の塩分 |
| だしの素 | 食塩、糖類、風味原料、酵母エキス、調味料など | 塩分、だしの種類、アレルギー表示 |
3.味と香りの違い
味の素はうま味を加えて味の輪郭を整えますが、かつお節や昆布のような特徴的な香りはほとんどありません。
料理に少量加えると、塩味や甘味、素材の味がまとまりやすくなります。そのため、和食だけでなく、中華料理や洋食、漬物、卵料理などにも使いやすいのが特徴です。
だしの素は、原料に使われているかつお節、昆布、いりこなどの風味が前に出ます。たとえば、かつお系のだしの素なら、袋を開けたときから香ばしい香りを感じやすく、味噌汁や煮物も和食らしい味にまとまります。
香りを付けたくない料理では、だしの風味が目立つことがあります。料理の仕上がりをイメージしながら使うのが選びやすいポイントです。
4.料理での役割の違い
味の素の役割は、料理に不足しているうま味を補い、全体の味をまとめることです。
塩やしょうゆを増やさずに満足感を高めたいときにも使いやすく、野菜炒め、チャーハン、浅漬け、卵かけご飯などに少量加える方法があります。ただし、味の素だけで料理の味付けが完成するわけではありません。
だしの素は、だしを取る工程を短縮する役割があります。忙しい朝の味噌汁や、夕食の煮物を急いで作るときも、お湯へ溶かすだけで味の土台を作れるのが助かりますよね。
私が飲食店と家庭の両方で大切だと感じるのは、味の素は味の調整、だしの素は料理のベース作りと役割を分けることです。
5.ほんだしは味の素社のだしの素
「ほんだし」は、味の素株式会社が販売している和風だしの素の商品名です。
「味の素」と同じ会社の商品ですが、両者は用途も原材料も異なります。ほんだしは3種のかつお節を使用し、香りやコク、味わいを手軽に加えられる顆粒タイプの風味調味料として販売されています。
なお、「だしの素」は商品カテゴリーを指す一般的な呼び方で、ほんだしはその中の1商品です。
市販品には、かつおだしのほか、昆布だし、いりこだし、あわせだしなどがあります。料理に合わせて選べば、味噌汁はもちろん、炊き込みご飯やおでん、鍋料理も手軽に味を変えられます。
\ ▼定番のだしの素はこれ! /
味の素とだしの素は代用できる?

どちらかを切らしていると、「代わりに使えないかな?」と考えますよね。
味の素とだしの素は、基本的に完全な代用はできません。
味の素にはだしの香りがなく、だしの素には食塩や糖類、風味原料が含まれているためです。
ただし、料理の種類やほかの調味料との組み合わせによっては、一時的な代用や味の調整に使える場合があります。
| 料理 | 代用のしやすさ | 調整方法 |
|---|---|---|
| 味噌汁 | 難しい | かつお節、昆布、煮干しなどを追加する |
| 煮物 | やや難しい | しょうゆ、みりん、だし素材で味を整える |
| 野菜炒め | 比較的しやすい | 塩分を見ながら少量ずつ加える |
| チャーハン | 比較的しやすい | 和風味になる点を考慮する |
| 浅漬け | 調整すれば可能 | 塩や香味野菜と組み合わせる |
味噌汁や煮物ではそのまま代用しにくい
味噌汁や煮物では、だしの素を味の素に置き換えるだけでは、かつお節や昆布の香りが足りません。
うま味は加わっても、和食らしい香りや味の奥行きが出にくく、「味は濃いのに何か物足りない」と感じやすくなります。これは、味の素がだしそのものではなく、うま味を補う調味料だからです。
反対に、味の素の代わりとしてだしの素を同じ量だけ入れると、塩味やだしの香りが強くなる可能性があります。
同じ量をそのまま置き換えないことが大切です。
味噌汁なら、だしの素を使用量の目安に沿って入れ、味噌は最後に少しずつ溶くと調整しやすくなります。
炒め物やチャーハンでは代用できる場合がある
炒め物やチャーハンは、味噌汁ほどだしの香りが重要ではありません。そのため、味の素とだしの素を代用できる場合があります。
たとえば、だしの素がないときは、塩、しょうゆ、こしょうで味を付けたあと、味の素を少量加えると全体のうま味を補えます。
味の素がない場合は、だしの素を少量使うことで和風のコクを加えられます。
ただし、だしの素には食塩が含まれる商品が多いため、先に塩やしょうゆをしっかり入れてしまうと味が濃くなりがちです。だしの素を先に少量入れ、最後に塩分を調整する順番が使いやすいですよ。
\ よく作る料理から選ぶ/! /
だしの素を味の素で代用する方法
だしの素を味の素で代用するときは、味の素だけで完成させようとせず、だしの香りを別の食材で補います。
水400ml程度の汁物なら、かつお節をひとつかみ入れて短時間煮出す、昆布を水に浸す、干ししいたけの戻し汁を使うなどの方法があります。
時間がないときは、しょうゆ、味噌、塩などで味を整えたあと、味の素を数振りずつ加えてください。最初から多く入れるより、味見をしながら少量ずつ足すほうが調整しやすくなります。
香りはだし素材、うま味は味の素と役割を分けるのがコツです。
- かつお節や昆布で香りを補う
- 塩、しょうゆ、味噌で味付けする
- 味の素は数振りずつ加える
- 加えるたびに味見をする
味の素をほんだしで代用するときの注意点
味の素をほんだしで代用すると、料理にかつおだしの香りと塩味が加わります。
野菜炒めや卵料理には合わせやすい一方、洋風スープや素材の香りを生かしたい料理では、和風の味が強く出る場合があります。完成した料理の味を考えてから使いたいところです。
ほんだしは、みそ汁1杯分の使用量1g当たり、食塩相当量0.40gと表示されています。味の素は5振り0.5g当たり0.15gです。
使用量が異なるため単純には比較できませんが、ほんだしで代用するときは、ほかの塩分を控えめにしてから味見することが重要です。
味の素とだしの素はどちらを買うべき?

どちらを買うべきか迷ったら、普段よく作る料理から考えると選びやすいですよ。
炒め物や下味の調整には味の素、味噌汁や煮物の時短にはだしの素が便利です。
2つは用途が異なるため、和洋中を日常的に作る家庭では、両方を常備すると料理に合わせて使い分けられます。
| 使い方 | 向いている商品 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 炒め物や下味 | 味の素 | 香りを変えずにうま味を補いやすい |
| 味噌汁や煮物 | だしの素 | だしを取る工程を短縮できる |
| 和洋中を作る | 両方 | 料理に合わせて使い分けられる |
| 毎日多く使う | お徳用、大容量 | g単価を抑えやすい |
| コクを強めたい | ハイミー | 核酸系うま味成分の割合が高い |
素材のうま味を引き立てるなら味の素
野菜、肉、魚、卵など、素材の味を大きく変えずにうま味を補いたいなら、味の素が使いやすいです。
かつお節や昆布の目立つ香りがないため、和食だけでなく、チャーハン、餃子、パスタソース、ポテトサラダなどにも合わせられます。
塩やしょうゆを増やしても味が決まらないときは、うま味が不足している可能性があります。そこで味の素を少量加えると、味の角が取れ、素材同士がまとまりやすくなります。
ただし、何にでも大量に入れるのではなく、薄味に整えたあと、仕上げに少量加えるのが基本です。
味噌汁や煮物を手軽に作るならだしの素
味噌汁や煮物を頻繁に作る家庭では、だしの素が重宝します。
かつお節や昆布から毎回だしを取るのはおいしい反面、忙しい朝や帰宅後には負担になりがちです。だしの素なら、お湯や煮汁に溶かすだけで、短時間で和食の土台を作れます。
ほんだしは、味噌汁だけでなく、肉じゃが、親子丼、炊き込みご飯、だし巻き卵などにも使えます。
家族の食事を急いで用意するときは、こうした味を安定させやすい調味料があると助かりますよね。料理に慣れていない人でも、味のばらつきを抑えやすくなります。
和洋中に使い分けるなら両方を常備
家庭で和洋中を幅広く作るなら、味の素とだしの素を両方常備する方法が実用的です。
味の素は料理を選ばず使いやすく、だしの素は和食を短時間で仕上げられます。用途が異なるため、どちらか一方に絞るより、少量サイズを1つずつ置いておくと困りにくいでしょう。
たとえば、朝はだしの素で味噌汁、昼は味の素でチャーハン、夜は両方を使って煮物の味を微調整するといった使い分けができます。
調味料は増やしすぎると棚が散らかりやすいですが、この2つは役割が明確です。使用頻度に合う容量を選ぶことで、湿気や使い残しも防ぎやすくなります。
使用頻度が高いならお徳用や700g
毎日のように使う家庭や、家族の人数が多い家庭では、お徳用や大容量品も候補です。
\ ▼大容量価格を比べてみる! /
大容量でもよいから安く買いたい場合は、商品価格だけでなく、100g当たりの価格や1g当たりの単価を比べてみてください。内容量が多いほど、g単価が安くなる商品もあります。
ネット通販では、複数袋のおまとめ割引や定期便でお得になる場合もあります。
店頭で700g前後の商品を複数買うと、意外に重く、ほかの食料品と一緒に運ぶのが大変です。忙しい日に限って荷物が増えたりするんですよね。
配送を利用すると持ち帰る負担を減らせますが、価格やキャンペーンは変動します。購入時は、送料を含めた総額まで確認しておきましょう。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| g単価 | 価格÷内容量で比較する |
| まとめ割引 | 複数購入時の総額を確認する |
| 送料 | 商品代が安くても送料込みで高くならないか確認する |
| 保存性 | 開封後に湿気ない期間で使い切れるか考える |
| 収納場所 | 大袋やストックを置けるか確認する |
強いうま味とコクを求めるならハイミーも選択肢
料理に、より強いうま味やコクを加えたい場合は、「ハイミー」も選択肢です。
味の素と同じうま味調味料ですが、ハイミーはイノシン酸ナトリウムとグアニル酸ナトリウムの割合が高く、少量でもコクを感じやすい配合になっています。
煮込み料理、ラーメンスープ、中華あん、肉料理など、はっきりしたコクを求める料理に合わせやすいでしょう。
ただし、強いうま味は便利な反面、入れすぎると素材の繊細な風味を感じにくくなります。少量から味見し、料理ごとに使い分けることが大切です。
\ ▼煮物にコクを足したいなら! /
味の素とだしの素の成分や使いすぎは心配?

成分名を見ると、「使っても大丈夫なのかな?」と気になりますよね。
味の素もだしの素も、通常の調味料として適量を使う範囲で、必要以上に不安になるものではありません。
ただし、どちらもナトリウムを含みます。商品だけでなく、料理全体の塩分量を見ながら使うことが大切です。
しょうゆや味噌、塩など、ほかの調味料と合わせた合計で考えてみてくださいね。
| 気になる点 | 考え方 | 家庭での対策 |
|---|---|---|
| 添加物 | 用途と安全性が評価された食品添加物が使われる | 原材料表示を確認する |
| 塩分 | 商品単体ではなく料理全体で考える | 塩やしょうゆを先に入れすぎない |
| 使いすぎ | 味が濃くなり素材の風味を損ねる | 少量ずつ味見する |
| アレルギー | 商品により対象原料が異なる | パッケージ表示を毎回確認する |
味の素の主成分
味の素の主成分は、グルタミン酸ナトリウムです。
グルタミン酸は昆布、トマト、チーズなどにも含まれるアミノ酸の一種で、うま味を感じさせる成分として知られています。商品には、イノシン酸ナトリウムとグアニル酸ナトリウムも配合されています。
「グルタミン酸ナトリウム」という名称だけを見ると、化学的で不安に感じる人もいるかもしれません。
メーカー公式情報では、日本の味の素は、さとうきびを原料に発酵法で製造されています。名称の印象だけで良し悪しを決めず、成分、使用量、食事全体のバランスを確認することが大切です。
だしの素に含まれる成分
だしの素に含まれる成分は、メーカーや商品によって異なります。
一般的なかつお系のだしの素には、食塩、砂糖類、かつおぶし粉末、かつおエキス、酵母エキス、調味料などが使われます。昆布だしやいりこだしでは、使われる風味原料も変わります。
ほんだしには乳糖が使われており、公式の商品情報では、アレルギー物質として乳成分が表示されています。
アレルギーがある人や、使う原材料を限定したい人は、商品名だけで判断せず表示を確認してください。同じ「だしの素」でも、含まれる成分が同じとは限りません。
塩分を確認して少量ずつ使う
味の素とだしの素を使うときは、商品ごとの食塩相当量を確認し、少量ずつ加えましょう。
ほんだしは、みそ汁1杯分の使用量1g当たり食塩相当量0.40gです。味の素は5振り0.5g当たり0.15gと表示されています。
特に味噌汁や煮物は、味噌、しょうゆ、塩など、複数の塩分源が重なります。
最初からすべてを規定量入れるのではなく、だしの素を入れたあと、味噌やしょうゆを控えめに加えて味見してください。塩分が気になる場合は、減塩タイプのだしの素を選ぶ方法もあります。
「体に悪い」といわれる理由
味の素が「体に悪い」といわれる背景には、グルタミン酸ナトリウムへの誤解や、過去に広まった否定的なイメージがあります。
また、「化学調味料」という呼び方から、人工的で危険なものを連想する人もいます。しかし、安全性はイメージではなく、公的機関の評価や使用量をもとに判断する必要があります。
厚生労働省の資料では、グルタミン酸とその塩類について、発がん性、生殖発生毒性、遺伝毒性を有さないと考えられるとの評価が示されています。食品安全委員会が紹介する海外評価でも、複数の毒性試験で有害影響は認められなかったとされています。
ただし、安全性が評価されているからといって、大量に使う必要はありません。
調味料は、おいしく感じられる適量で使うのが基本です。
持病による塩分制限や食事指導を受けている場合は、自己判断をせず、医師や管理栄養士の指示を優先してください。
味の素とだしの素のよくある質問

味の素とだしの素は見た目が似ているため、「味の素はだしなの?」「一緒に使ってもいいの?」など、細かな使い方にも迷いやすい調味料です。
基本は、うま味を補うなら味の素、だしの風味を付けるならだしの素と覚えておけば大丈夫ですよ。
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 味の素はだし? | だしではなく、うま味調味料 |
| ほんだしとだしの素の違いは? | ほんだしは味の素社の商品名、だしの素は商品カテゴリー |
| 一緒に使える? | 使えるが、少量ずつ味を調整する |
| 代用品は? | かつお節、昆布、煮干し、白だしなど |
味の素はだしですか?
味の素は、だしそのものではありません。
昆布だしに多く含まれるグルタミン酸系のうま味を手軽に補える調味料ですが、昆布やかつお節を煮出した液体のだしとは異なります。味の素を水に溶かしても、かつお節や昆布の香りを持つだしにはなりません。
味噌汁や煮物に使う場合は、かつお節、昆布、煮干しなどのだし素材と組み合わせるか、香りのある調味料を補いましょう。
味の素は、だしの代わりというより、だしや素材のうま味を支える補助役として使うと特徴を生かせます。
ほんだしと一般的なだしの素は何が違う?
ほんだしは、味の素株式会社が販売する、かつお節を使った和風だしの素です。
一方、「だしの素」は、かつお、昆布、いりこ、あごなどの風味を手軽に加えられる商品の総称として使われます。
つまり、ほんだしは、だしの素の一種です。
一般的なだしの素は、商品ごとに風味原料、塩分、甘味、溶けやすさが異なります。
かつおの香りを生かしたいならかつお系、素材の味を穏やかに引き立てたいなら昆布系、しっかりしたコクを求めるならいりこ系など、料理に合わせて選んでみてくださいね。
味の素とほんだしは一緒に使える?
味の素とほんだしは一緒に使えます。
ほんだしでかつおだしの香りと味の土台を作り、味の素でうま味を微調整する使い方です。煮物、汁物、和風チャーハンなどで、「だしは感じるけれど、あと一歩味がまとまらない」ときに少量加える方法があります。
ただし、ほんだしにも調味料が含まれているため、必ず味の素を追加する必要はありません。
先にほんだしと基本の調味料で仕上げ、最後に味見をしてください。足りない場合だけ味の素を数振り加えると、うま味が強くなりすぎるのを防ぎやすくなります。
だしの素がないときは何で代用できる?
だしの素がないときは、かつお節、昆布、煮干し、干ししいたけなどで代用できます。
手軽さを優先するなら、白だし、めんつゆ、顆粒タイプの鶏がらスープ、コンソメを使う方法もあります。ただし、料理の味や塩分が変わるため、同じ量で置き換えないようにしてください。
味噌汁なら、かつお節を具材と一緒に入れて煮るだけでも、香りとうま味を補えます。
煮物なら、白だしやめんつゆを少量使い、しょうゆや砂糖を減らすと調整しやすいでしょう。味の素を使う場合は、別の食材でだしの香りを補うことがポイントです。
| 代用品 | 向く料理 | 注意点 |
|---|---|---|
| かつお節 | 味噌汁、煮物、おひたし | 細かい粉が気になる場合はこす |
| 昆布 | 鍋、湯豆腐、煮物 | 煮立てすぎると風味が変わる |
| 白だし | 汁物、煮物、卵料理 | 塩分があるため薄めて使う |
| めんつゆ | 煮物、丼、炊き込みご飯 | 甘味としょうゆ味が加わる |
| 鶏がらスープ | 炒め物、中華スープ | 和風の香りにはならない |
【まとめ】味の素とだしの素の違いは?使い分けと代用のコツについて
味の素とだしの素は、似ているようで料理の中での役割が異なります。
味の素は料理のうま味を補う調味料で、だしの素は、かつお節や昆布などの風味と味を手軽に加える調味料です。
味の素は味の調整、だしの素はだしの土台作りと覚えると選びやすくなります。
- 炒め物やチャーハンのうま味調整には味の素
- 味噌汁や煮物の時短にはだしの素
- 完全な代用は難しいため、香りと塩分を調整する
- 両方を使うときは少量ずつ加えて味見する
- 使用頻度が高いならg単価を比較して大容量品を選ぶ
| 迷ったときの判断 | 選ぶもの |
|---|---|
| 素材の味を生かしてうま味を足したい | 味の素 |
| 和風の香りとコクを手軽に付けたい | だしの素 |
| 和洋中を幅広く作る | 両方を常備 |
| 使用量が多く、安く買いたい | g単価の安い大容量品やまとめ買い |
まずは、普段よく作る料理に合わせて、小さめの容量から選んでみてくださいね。
炒め物が多いなら味の素、味噌汁や煮物をよく作るならだしの素が目安です。両方使う家庭でも、それぞれの役割がわかれば、塩やしょうゆだけに頼らず短時間で味を整えやすくなります。
難しく考えすぎず、いつもの料理に無理なく使えるほうから選べば大丈夫ですよ。
\ \ 定番のだしの素はこれ / /
